婦人科一般の診療に加え、良性・悪性を含めた婦人科腫瘍の手術と治療、を行っております。 特に、悪性腫瘍に対しては、病院全体で質の高い医療を目指して取り組んでおります。手術療法だけでなく、化学療法や放射線治療も積極的に行い、患者さん一人ひとりに適した最善の治療を、いつも考えるようにしております。
良性腫瘍に対しては、通常の開腹手術に加え、卵巣腫瘍の手術と手拳大程度までの子宮摘出を腹腔鏡下に行っております。また増加している骨盤臓器脱の患者さんに対しては、ペッサリーなどの保存的治療から積極的な手術治療まで各々の患者さんに適した治療を考え実施しています。
日本産科婦人科学会データベース登録事業(婦人科腫瘍登録)に参加しています。
月経異常、月経困難症、帯下の異常、性感染症、骨盤内炎症性疾患 卵巣機能不全 (ホルモン異常)、思春期異常、更年期障害 (不定愁訴) 尿失禁、骨粗しょう症など
子宮脱、膀胱脱、直腸脱、膣脱など
子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍 (卵巣のう腫)など
子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌、卵管癌、腹膜癌など
令和元年度の総手術件数は145件でした。その内訳として、悪性腫瘍手術は28件、 開腹の良性腫瘍や、骨盤臓器脱に対する手術が56件、子宮頸部上皮内癌に対する円錐切除術が20件でした。 また腹腔鏡下手術を34件、それ以外の手術も7件行いました。
月曜日から金曜日まで、地域の医療機関からご紹介いただいた患者さまの外来診療を、予約制で行っております。