開設以来、悪性腫瘍、救急治療を中心とする婦人科疾患治療を施行しております。(産科の診療は行っておりません。)
『患者さんの立場に立った医療』を実践すべく、日々努力しております。一期一会と言う言葉にもありますとおり、私達をお訪ねいただいた患者さんには最良の医療者として接することが出来るよう心配りを怠りません。すなわち、治療に際しては患者さんの不安を解消する為、病状説明や治療内容の説明については患者さんが納得いくまで十分な時間を設けております。毎週、手術カンファレンスを行い、科内での治療方針の確認、患者さんの訴えの確認などを行い、全員一丸となって、より良き治療、より早き回復に日々努力しております。
スタッフ紹介
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太田 雄治郎(おおた ゆうじろう)部長
- 卒業昭和60年卒
- 専門婦人科腫瘍
- 資格日本産科婦人科学会専門医、日本臨床細胞学会細胞診専門医、日本婦人科腫瘍学会専門医、
日本がん治療認定医機構暫定教育医、診療情報管理士
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武内 務(たけうち つとむ)医長
- 卒業平成4年卒
- 専門婦人科腫瘍
- 資格日本産科婦人科学会専門医
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中川 道子(なかがわ みちこ)医員
とりあつかう疾患・症状
- 婦人科疾患全般(子宮、卵巣、膣、外陰)
- 良性腫瘍・・・子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、卵巣嚢腫、外陰部腫瘍
- 悪性腫瘍・・・子宮頚癌、子宮体癌、卵巣癌
- 子宮脱、膀胱脱
- 不妊症
- 更年期障害
- 婦人科救急疾患・・・骨盤内炎症性疾患、卵巣出血、卵巣嚢腫茎捻転、子宮外妊娠など
外来について
- 月曜から金曜日までの午前、午後に外来診療を行っております。
- 当院を受診される患者さんの多くは近くの医院などからの御紹介で、当院での精密検査や手術を目的にいらっしゃる方です。このような方には当院でのCT、MRIを始めとする画像検査などの精査後に手術適応(手術の必要の有無)、術式(手術の方式)の検討をし、充分なインフォームドコンセント(説明と同意)を得た上で治療法を選択しております。手術を終えた良性疾患の症例は、ご紹介元の施設などで術後の婦人科検診をお願いしています。悪性疾患の症例は、手術や化学療法、放射線治療を終えた後に外来通院となります。
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手術以外に下記のような治療も行っております。
- 子宮筋腫、子宮内膜症
手術が適応でない症例や、過多月経による貧血のある症例に対して、ホルモン療法(偽閉経療法)
- 不妊症
ホルモン検査(ホルモン負荷テスト)、精液検査、子宮卵管造影検査。治療として、卵胞計測によるタイミング法に加え、ホルモン剤による排卵誘発、人工受精、漢方薬投与など。体外授精は行っておりません。
- 月経異常
稀発月経、過多月経、過長月経、無月経にたいしホルモン検査(ホルモン負荷テスト)。
- 更年期障害
ホルモン補充療法。漢方薬投与など。
入院について
- 毎年、年間約300例の手術を施行しております。入院期間の短縮に積極的に取り組むほか、手術痕をいかに小さく、美しくするかにも配慮しております。
- 入院期間は子宮筋腫などの良性疾患の場合、手術後7日目の退院を目標としております。
- 当科で行われる多くの手術としては子宮筋腫、子宮腺筋症、卵巣腫瘍に対する腹式(お腹を切る)手術、子宮脱に対する膣式(膣からのお腹を切らない)手術などがあり、卵巣嚢腫や子宮内膜症に対しては腹腔鏡手術も行っています。(ただし全ての方に対して行えるものではありません。)
- 悪性疾患では子宮頚癌、子宮体癌、卵巣癌に対する手術療法に加え、いわゆる抗がん剤治療などの化学療法のほか、放射線治療や温熱治療など集学的治療(個々の療法の効果を高めるため、色々な療法を総合的に実施していく方式)を目指しております。
- 平成18年度実績
- 婦人科入院患者数は678人でした。
- 入院の内訳は、手術療法 307件の他、化学療法 295コース、放射線治療5件でした。
- 手術症例の主な内訳は、子宮筋腫 115例(筋腫核出 29例)、卵巣嚢腫 81例、子宮悪性腫瘍 45例、卵巣悪性腫瘍 33例、子宮脱 22例でした。